◇そろそろ、考えない時間が無くなってきた◇ 2003.10.31
そりゃ、選手たちは冷静に過ごしているかも知れないさ。去年みたいに周りも騒がしくないし、ギドやペトロやチキやウーベも来ないし、明日は抽選があるし、前夜祭も無いし、先発隊があるし、多分、なるべくいつも通りの雰囲気を醸し出そうとするのは全くもって正解だと思う。
でも、この僕の胸の高鳴りは誰にも止められない。昨年より飛躍的に高まったタイトル奪取の可能性が、僕の盛り上がりに拍車を掛ける。去年は浮き足立ちすぎて自分たちのサッカーが出来なかったから、今年はなるべくいつも通りにというのは当然だし、僕も当日サポートする時はいつも通りのスタイルで行こうと思ってる。
ただ実際は、圧倒的なLフラッグの海にスタジアムは埋め尽くされるだろうし、サポーターのモチベーションは過去最高に高いだろう。何より観客の数だってもの凄い事になる筈だ。一人一人に尋ねれば、そりゃみんな熱くなっているだろうと思う。
それで良いと思う。十年間の想いを、ここにぶつけようと考えたって無理はない。普段通りにと思いすぎるよりも、ちょっと熱くなっているくらいの方が、ある意味普段着だ。兎に角、僕らの持っている熱いものを全てぶつけよう。
◇情報の捉え方◇ 2003.10.30
最近、平川の調子が良いように感じる。特に、10月に入ったあたりから明らかにプレーゾーンが広がり、昨年は良く見せていた中へ切れ込んでのプレーが増えてきた。J2瓦斯とのアウェー戦ではポストに当たるシュートを放ち、やっと昨年並みのパフォーマンスを見せる様になってきていると思う。
思い返すと今年の平川は、序盤戦から一向に調子が上がらず、守備面でもかなり冷や冷やさせられる場面が多かったし、とても安心してサイドを任せられる状態では無かった。浦議でも左サイドの補強が常に話題に上っていたし、三上を使えという声も大きかったと記憶している。現場でも平川への野次は少なくなかったし、ウラワは左サイドが弱点だと言われても仕方のない時期があったと思う。個人的には、平川を右サイドで使って欲しいと思っていたし、その為に4バックにして山田と縦の関係を築けたら良いなとも思っていた。その位、今年中盤あたりまで平川の出来は悪かった。
しかし、最近彼は調子が良い。左サイド補強論も減りつつある。左足の精度も徐々にではあるけれど向上の兆しが見える様になったし、少なくとも左足で蹴る場面が増えてきた。三上も出番が減りそうだ。僕も、今のシステムが本当は良いのでは無いかと感じ始めている。現場での野次も減った。
ネットや雑誌などの情報媒体から、少しずつ彼の言葉を知識として得ると、その理由に合点が行く様になった。
まず、彼は昨年終盤に負った負傷が癒えておらず、今年に入っても左足の痛みに耐えながらプレーしていた事。それが治りかけた中盤、大将の引退試合でまたもや同じ所をペトロビッチに削られ、回復が遅れた事。今は殆ど怪我は完治しており、痛み止めなど全く必要なくプレーできるし、左足でも問題なく蹴れる様になっている事。練習ではかなり頻繁に左足の練習をしており、フリーの状態では抜群のボールを蹴っているらしい事。昨年は生まれて初めて左サイドでプレーしたので、無我夢中だったが、最近は少しずつ慣れてきていて、周りの選手ともかなり細かく話し合いながら冷静にプレー出来ているらしい事。故障が癒えてプレーに自信を取り戻したのか、メンタル面でも強気な発言が多くなっている事。
これらの情報を重ね合わせていくと、今の好調が単純な好不調の波によっているのでは無いのが明らかになる。様々な事情が複雑に重なり合って、今を作っている。平川一人の半年間をとってみてもこれだけの情報があり、現実のプレーぶりに反映されているのだから、他の選手にだって同じ数だけの背景があり、現実がある。チームとして見たら尚更だ。
僕らサポーターは、どうしても現場で見る生のプレーに対して敏感に反応してしまうし、特に悪いプレーには対して感情的になる嫌いがある。結果が出ないときはスケープゴートを作りそこに敗戦の理由を求めたがるし、それは今後も変わらないだろう。でも、悪い面だけを見て全てを判断するのはとても危険で、そういう積み重ねでスタジアムが嫌な雰囲気になってしまうのを、ウラワのサポーターは良く知っている筈だ。不調に見える時にはそれなりの理由があるのは間違いなく、そういう選手がいる時にこそ、僕らサポーターの存在価値があるんじゃなかろうか。
◇俺たちのウラワレッズ◇ 2003.10.29
あっという間に時間は過ぎて、ナビスコの決勝まであと1週間を切ってしまった。ここに来て、いろんなサポーター有志たちが手を挙げて、当日最高のサポートが出来るように様々な活動を開始している。下にもリンクをはったけど、当日徹夜をしなくて済むようなツアーを企画する人がいたり、昨年以上に会場をフラッグで埋め尽くそうとして自作のフラッグをみんなに配ろうとする人がいたり。相変わらずウラワのサポーターは力強いし、頼もしい。個人的には何も出来ないのが悲しいけれど。
UBは並びの負担を軽減すべく、かなり大変な作業だろうけれど前日(今回は前々日になるのか)抽選の仕切りをし、当日は徹夜組が来ないように見回りをするらしい。色々意見を持っている人も多いとは思うが、もう時間が無い。出来るだけ協力したいと、僕は考えている。
Jリーグの発表は曖昧だし、当日はやっぱりどうしても混乱する事は間違いないとも思う。だけど、僕らは去年を経験しているからそれなりに落ち着いているし、あれだけ凄かった去年を上回るサポートが出来ると信じている。ウラワを取り巻く様々な人達が、ウラワの勝利を願い、必死にサポートしようとしている。
サカマガのインタビューでは、あのハンス・狸・オフトの口から“絶対勝つ”という言葉が聞かれた。去年は今年勝つ為の布石だ、という言葉も。
万全とは言えないかも知れないが、舞台としては十分すぎるほどのものが出来つつある。あとは選手達が結果を出すのみ。君たちが歴史を創るんだ。グランデ・ウラワの序章を。
◇さいたまスタジアム◇ 2003.10.28
昨日、柏戦のVTRを見ていて、改めてさいたまスタジアムは美しい競技場だと思った。個人的にはまだ駒場の方が一体感があり、ウラワを応援する環境として一日の長があると思っているけれど、やはりウラワの着地点はさいスタでなくてはならないとも思っている。毎試合6万超の観客を集めるビッククラブには、あのスタジアムこそ相応しい。
色々問題を起こして前の県知事は失墜したけれど、さいスタがサッカー専用スタジアムとして建設され、また他のスタジアムの様にコンサート等に供される事無く、当初酷かった芝のコンディションが今では最も良好な部類に保たれているのは、土屋さんの功績でもある。
しかし。ワールドカップ後に散々報道されている通り、さいスタは大幅な赤字だ。年間の運営費は6億円とも7億円とも言われ、収入源はウラワの数試合と他日本代表試合の入場料収入のみで、それらを合計しても1億円と少しにしかならない。単純に差し引きしても、5〜6億円の赤字を、毎年計上しているのだ。建設費も356億円ほど掛かっているらしいし。これらは全て県民の税金から捻出されている。
一般に言われる常識から考えれば、何でこんなスタジアムを作ったんだという意見はもっともだし、赤字を解消すべき手段を早急に提示しろという声には正直頷くしかない。
今、埼玉県民の人口は合計でざっと700万人。さいたま市の人口は約100万人。年間の運営費を6億円としてそれぞれの数字で割ると、埼玉県民全体で負担した場合一人当たり約85円、さいたま市のみで負担した場合一人当たり約600円という事になる。僕は個人的に埼玉を離れてしまった人間だから、あれこれ言う立場にはないけれど、そんな僕も含めたウラワサポはこういう事をもっと真摯に受け止めて考えて行かなくてはならないのではないだろうか。例えば、さいスタの維持費を一部市民が負担し、さいたま市に住むと住民税が500円高いとか、県全体でサポートし、それが何かしらの地方税に上乗せされるとか。それでさいたまスタジアムを維持してゆく。もっと直接的に、チケットの値段を上乗せ(例えば200円程度)して、その上乗せ分は県の歳入とするとか。ま、素人考えで浅はかなのは承知。あくまでも例えばの話です。
Jリーグが初年度から掲げる“地域密着”という理念は、一方で着実に浸透しつつある。特にウラワでは、さいたま市内を歩くだけで如何にクラブが密接に地域と関係を持っているかが判る。ただ一方で、スタジアムの赤字問題の様な事も潜んでいる。地域にJのクラブを持つ事は、間違いなくスポーツの文化的発展を進めるものであり、少なくともウラワ・サポーターはその利益を享受している。さいたまスタジアムの様な優れた器を利用できるのは、サッカークラブとしては至極の事だ。だから、クラブとサポーターはそれを支える方法を考えるべきだし、多分それはサッカーを志向しない地域住民にも、そのスタジアムや周辺施設を使って同等の利益を与えられる様にしてゆき、納得を得られる様にして行かなくてはならないとも思う。ウラワ・レッズとスタジアムは、民間企業と公共団体というその母体からして全く違う性格を持つし、本来なら分けて考えるのが当然だとも思うけれど、でも、僕らはその民間企業が経営するクラブを、公共団体が管理するスタジアムを使って応援する立場なのだから、色々な考え方を提案していった方が、よりウラワとの結びつきが深まるんじゃないかと思うのだ。
ま、仮にウラワが年間15試合全てさいスタで行って、それが全て満員になれば、今の入場者数の約3倍になるから、多分それで全て賄えるんだけどね。そうなれば、そんなに素晴らしい事はないけれど。
◇結果が見えるスポーツなんて◇ 2003.10.27
あれは先月だったか、久しぶりに行われたサザンオールスターズのコンサートを見るために、横浜国際競技場に行った。昔からサザンは好きで、たまにライブへ行ったりする事もあったんだけど、ここ数年はご無沙汰していた。サザンのライブはやっぱりあの熱い観客に支えられているのは間違いなく、今回のそれも、いつもと同じ様にファンのテンションは開始前から凄く高かった。
ただ、僕は何となく違和感を感じていた。場所がいつもサッカーを見に来ている横国だったという事もあるのか、周りのハイテンションぶりとは裏腹に、気が萎えていく自分が居た。ライブが始まるとよりその傾向は顕著になり、音響が悪いのか割れた音しか僕の耳には入ってこず、途中で帰りたくなってしまった。本当に僕はサザンが好きだし、それは今でも変わらないけれど、ライブ中にあんな感覚になったのは初めてだったから何でだろうととても不思議に思った。
そこで僕は考えた。数年前、彼らのライブに行った時と、今の自分に何かしらの変化が出ているのではないかと。そう、そこに存在したのは、やはりウラワなのである。ライブなどを見に行く回数が減っていったのは、明らかにウラワの試合を観戦する回数が増えたからで、社会人になり金銭的に余裕が出てからは、アウェーに行く事も増え、余暇の殆どをウラワに注ぎ込む様になった。
ここから自分なりに導き出した答えは、「スポーツは結果が見えず、ライブは結果が見える」という事だ。
ゴールと勝利を渇望し、どこまでも貪欲にチームのパフォーマンスを求める。それは、叶えられる事もあれば、願いが届かない事もある。だからこそ、想いが通じた時には、日常ではちょっと思いもつかない程、喜びと感動が溢れ出てくるし、感情が高ぶり叫び声を上げてしまう事だって少なくない。ゴールが決まれば、「この瞬間の為に生きている」とすら思う事もある。
翻ってライブでは、ある程度予想の範疇にある選曲から、何回も聞いた事のある楽曲を愉しみ、予定調和のアンコールを通り抜け、スタンディングオベーションで締める。何となく、予想がついてしまうのだ。これはあくまでも僕個人の感情だし、その全てを否定する気は毛頭無いけれど、多分これから先、サザンに限らずライブで今まで以上に盛り上がる事は無いと思う。
「人は感動を探して生きている」とは良く言ったもので、極東の片隅で生きる僕みたいなちっぽけな存在も、また同じように感動を体感したくて毎日生きている。日々の生活にだって、小さい幸せは無数に存在するけれど、僕にとって最も大きな感動を与えてくれるのは、グランデ・ウラワに他ならない。多分来週初め、僕は生まれてから一番大きな感動を得られる筈で、でもそれには自分も参加していて、本当に微力ながらもその一員だという自負もある。その事に対して、誇りを感じ、また更なる感動を期待するのだ。それが叶えられた時には、また次なるものを探してしまう。
多分その次なるものも、ウラワなのだけれど。
追伸:ウラワレッズのアウェーゲームに行こうさんが、ナビ杯決勝の時に国立で徹夜する事無く、抽選後の並びに参加出来るツアーを組んでくれています。始発じゃ間に合わない方は是非。
◇捉え方の問題だ◇ 2003.10.26
ま、いいじゃないか。済んだことは仕方がない。来週には偉大なる決勝戦が控えているんだから、今日の引き分けはもう忘れよう。少なくとも首位から勝ち点を離された訳で無し、カードを貰った選手が居る訳で無し、瓦斯に詰め寄られているのは気に入らないけれど、悲観的になる要素はそう多くない。オフトの言う様に徐々にプレッシャーだってのし掛かって来るんだから、却って今ぐらいの位置が僕らは楽なんじゃないだろうか。追う者の強みを見せてやる。
だから僕らは、ナビスコ決勝で偉大な勝利を手にして、その余勢を駆って残り4試合突っ走れば良い。泣いても笑っても合計あと5試合しか(除く天皇杯)無いんだから、僕らも文句を言っている暇があったら死に物狂いで応援するのだ。ああ、今日行けなかったんだから、瑞穂でも日本平でも行ってやるさ。
今年が全てではないって事くらい解っているけど、でもやれる事は全部やらなくちゃならないと思う。これに打ち勝ってこそ初めて、グランデ・ウラワになれる日が来やってくると思うんだ。
追伸:そうそう、ナビスコ決勝に向けて壁紙を作ってみました。優れものでは無いけれど、良かったら使ってやって下さい。

タイプ1→特大 大 小 タイプ2→特大 大 小
◇明日は頼んだ◇ 2003.10.25
今日仕事に行ってみて、もう明日は絶対に休めない事が明白になってしまった。最後の最後までどうにか方法は無いか探ってみたものの、午後4時過ぎには諦めの境地に達していました。達観ですな。下で行くような事をつらつらと書き綴っておきながら、結果的にさいスタへと参戦出来ないという、口だけ人間っぷりを遺憾なく発揮している自分に、最近愛着すら覚えます。
まあ、こうなってしまったら仕方がないので、駄目な旦那を置いて一人で参戦する嫁と、いつもの仲間たちと、あとスタジアムで応援するウラワサポーター達に、念力を送ります。どうか、僕の分までウラワを応援してきて下さい。
ま、僕のサポとしての駄目さ加減は今に始まった事では無いので、それ程気にしていません。多分僕なんか居ない方が、きっと良い試合をするんだろうな。ウラワは。
ん? そう言えば、セカンド初戦の磐田戦も、仕事で行けなかったっけ。そうだ、ナビ杯のアウェー瓦斯戦も、会議から抜け出せずに行けなかったっけ。
…多分、明日は無茶苦茶良い結果がでそうな気がする。
◇柏戦の重要度◇ 2003.10.24
ナビスコ決勝を目前に控えて、どうしても意識はそちらへ向いてしまう中、明後日の柏戦がリーグを制する上で分水嶺とも言える試合だと言うことを、なかなか実感として理解できない。未だに3万近くのチケットが売れ残っているらしいし、普通に逆算すると3万5千程度の入場者数になるだろう。さいスタのキャパからすれば、約半分だ。僕個人も、どうしても抜けられない仕事が入っていて行く事が出来ないし、多分そういう人が多いだろう。
ただ、冷静に考えてみると、ナビスコ決勝の時にどうしても外せない仕事があったとしても、僕は風邪を引いた事になるか親戚が倒れた事になるか、必死にスタジアムへ行く努力をするだろうし、最終的にはそこに居る気がする。恐らく、11月3日のチケットを取った人は、自分の予定なぞ顧みず、取り敢えず確保してから予定を考えた人が殆どだろう。
柏戦はリーグ戦の1試合であるし、そこで勝とうが負けようが、即刻結果が出る訳ではない。でも、どう楽観的に考えても、明後日もし負ける様な事があれば、ウラワがリーグタイトルを取る可能性が飛躍的に低くなるのは明らかだし、もう120%勝たなくてはならない試合なのは間違いない。より多くのサポーターの力で、チームを後押ししなくてはならない。
だけど、一歩が踏み出せない。ウラワのサポーターとして、それで良いのだろうか。僕は自問自答を繰り返し続けている。多分、これは日曜日の朝まで続くだろう。日曜の朝、もう一度考えて結論を出そうとは思うけれど。
◇勝者のメンタリティー◇ 2003.10.23
手前味噌になってしまうから恐縮なんだけれど、左に宣伝している本の中にニキフォロフのインタビューがある。今日、何の気無しにそのインタビューを読んでいたら、ニキフォロフはチャンピオンズリーグに計7度の出場経験があるの事を知った。スパルタク・モスクワ時代に3回、PSVアイントフォーフェン時代に4回。PSVはオランダの3強と呼ばれているから知っている人も多いかも知れないけれど、スパルタク・モスクワはロシアリーグきっての強豪で、殆ど毎年リーグ優勝を勝ち取っているチームなのだ。恐らく今のJリーグに在籍する中で、最も多くの試合をチャンピオンズリーグで戦った経験がある選手であろうし、ここまでヨーロッパのリーグで優勝経験を持つ選手も少ないだろう。そう、彼はスポルティング・ヒホンとRKCに在籍した少しの時間を除けば、ほぼ毎年リーグ優勝、もしくはそれに近しい位置にいる事が当然だった訳である。
翻ってグランデ・ウラワは、Jリーグ開幕から10シーズン、タイトルとは無縁の生活を送っているのは皆さんご承知の通りで、優勝がどういう事なのか本当の意味で体感した事が無い。「勝者のメンタリティー」というのは良く聞く言葉だけど、僕らにそれが備わっていないのは悲しいかな事実だと思う。
ちょっとジャンルは違うが、今アメリカMLBでワールドシリーズを戦っているゴジラは、日本では一応常勝を義務づけられたナベツネオールスターズに在籍し、リーグ優勝やシリーズ優勝の経験も多数ある。だから、と言い切れる訳では無いけど、その経験がワールドシリーズでの活躍に生きていると言うことに、異論を挟む人はいないだろう。
昨年、ナビ杯決勝の舞台での苦い経験は、間違いなくウラワにプラスになっていると思うし、清水戦の前に聞かれた平川のコメントなどを思い返すと、明らかにウラワの選手たちはメンタル面で強くなっていると思う。だけど、ニキフォロフの様に勝ちを体で知っている人間が加入した事が、殊の外大きな意味を持ってくるんじゃないかと、最近思うのだ。
◇なんだかんだで、ファイナル5プラス1◇ 2003.10.22
今年もそんな時期になりました。降格争いとは全く無縁、トリプルクラウンの可能性を持つ、Jで二つしかないクラブの片方にまでなりました。でも、まだまだです。ウラワはまだまだこんな所で満足するクラブではありません。サポーターも一緒です。いままで散々味わって来た苦しみは、こんなもので晴らされる訳がありません。もっともっと貪欲に。僕らは勝利を渇望しているんだ。次節の柏戦と、ナビ杯後の稲城緑戦が持つ意味はとてつもなく大きい。特に稲城緑との戦いは、お互いにポゼッションを志向するサッカーだから、がっぷり四つに組む大一番になる予感。稲城緑や鹿島には、嫌な思い出しか貰っていないから、これからその分たっぷりとお返しをしてあげよう。
兎に角、勝つのはウラワだ。
◇メディアの考え方◇ 2003.10.21
中途半端な知識で、たまに見る程度の頻度で今期のグランデ・ウラワを追いかけていたら、まず間違いなくエメルソンと達也のチームだと思いこんでしまうだろう。そして、以前と変わらず堅守・速攻のチームだという認識は、変わることが無いだろう。結局2年連続のファイナリストも、そういう評価になっていく訳だ。ただ単純に、フォワードの調子がすこぶる良いんだろうと。
何が言いたいのかと言うと、僕たちソシオは殆ど毎週の様に〜そりゃホームは勿論アウェイだろうと何処だろうと〜スタジアムに通い、日々グランデ・ウラワの情報を追い求めている。そんな人なら、如何に今年のウラワが成長し、美しいサッカーを繰り広げられる様になっているか、それこそ2時間でも3時間でも説明出来るだろう。だけど、それが出来るのはウラワを取り囲む一部の人だけであり、それ以外でしか情報を入手出来ない人の方が断然多い。
昨日も書いたけれど、Jのクラブで監督経験のある〜その場を冷え切らせているのを気づかずにつまらないギャグをとばして喜んでいる〜解説者でも、先入観にとらわれた見方でしか解説出来ずに、ウラワのサッカーをカウンターサッカーだと断言していた。毎試合見ている素人と、たまにしか見ない経験ある人でも、これ程の情報断絶がある。だから、地方もしくはその他の要因でたまにしかスタジアムに行けないサポ、またはスタジアムに行こうと少しでも思っているグランデ・ウラワサポ予備軍は、未だにウラワのサッカーが昨年以前と変わらないサッカーをしていると思いこんでいても全く不思議は無いのである。
要するに、もっとウラワはメディアに対してアピールする必要があるという事。今年はこれだけ面白いサッカーをしてますと、どんどんアピールしていかなければ観客動員は横ばいから上がって行く事はない。ウラワという地域にフットボールの文化が根付いているのは、もはや疑いようのない事実だ。だけれども、言うなればユベントスやマンチェスターユナイテッドの様に、本当の意味でのビッグクラブへと昇華するためには、より多くのサポートが必要で、その為には新規のお客さんをどんどん増やして行かなくてはならないのだ。去年や今年の様に、ナビスコのファイナルという晴れの舞台が毎年用意されるとは限らない。埼玉スタジアムが常時8割方埋まる様になって初めて、グランデウラワと呼べる時が来るのではないだろうか。
だから僕らは個人的にでも、如何にウラワが素晴らしいサッカーをしているか発言していかなくてはならない。今のJで、お金の取れるサッカーをしているクラブは、恐ろしく少ない。今がチャンスなのだ。
したり顔でテレビの解説をしているアイツや、分かった風にコラムを書くアイツらが、常に正しい保証は全くない。いつまでも取材の嫌いな彼らをのさばらせておく程馬鹿な事は無い。ウラワのサッカーは、ウラワのサポーターが一番良く知っているのだ。グランデ・ウラワは僕らが創る。
追伸:そうそう、バーミンガムのサヴェージ、またやっちゃったみたいですね。相変わらずというか、何というか。テレビで見ていてもあれだけ明らかな汚いプレーを延々と見せつけられると、もう逆に褒めてやりたいくらいの心境になります。まあ、せいぜい相手を怪我させないようにね。
追伸2:ギャラリーのコーナーに、去年のナビスコの後作った壁紙があります。翌年にリベンジの機会が与えられるとは… →これ
◇サカダイ◇ 2003.10.20
ちょっとした絡みで、今週はサッカーダイジェストを一日早く読めたんだけれど、その表紙を見てビックリした。「いまこそタツヤ」と大きく赤い文字で書かれたそれには、代表のユニフォームに身を包んだ達也の姿が。巻頭カラー8ページを割く大作で、レッズの選手6人からコメントまでとる周到さ。大久保がちょっと不振に陥ると、すぐこれだ。これで五輪予選なんかで活躍すると、達也への圧力は強くなって行くんだろうな。トゥルシエがあそこまで口を酸っぱくして言っていた「スターシステム」は今でも見事に健在です。カタールにそれはは無いのかな?
今となってはトゥルシエが代表監督だった頃が懐かしくてしょうがない。今の監督は「スターシステム」を乗り越えてきてしまった人だから、逆に言えばスターの扱いかたしか知らないのだから。サッカーは、スターとそれ以外の選手とのバランスで成り立っているのにね。そこらへんハンス・狸・オフトは自分が日陰の人だからという事もあるけれど、非常にバランス感覚に富んだ人で、チームも上手くバランスが取れてきている。ヴィム・奇人・ヤンセンだって経歴は凄いの一言だけれど、クライフというカリスマに隠れ、所謂スターではないし、彼ら二人が居る内は達也も狂犬病にかかってしまう心配は少ないかな。
それは兎も角、今週号のダイジェストはグランデ・ウラワ担当の島崎氏が瓦斯戦のレビューを書いているから、非常に的を射る内容で面白かった。一昨日NHKで早野氏が、「レッズのカウンター対東京」なんていうウィットとも取れない、取材をしている姿勢を全く感じられない表現で解説をしていたから、今回の記事は少し嬉しかった。今のレッズを見て、どこをどう解釈したらカウンターサッカーになるのか、本当に早野を体育館倉庫の裏に呼び出して(以下略)
追伸:僕はサカダイのまわしものではありません。いつだったか、加部究のコラムを見たときは破り捨てそうになりました。読み手なんてそんなもんです。
追伸2:ついぱくってしまいました。これからどうするかは考えます。
◇更新のお知らせなんぞ◇ 2003.10.19
左のスペースでもお知らせしましたが、ナビ杯決勝は本当に抽選をやるみたいです。
<昨日配られたビラ>

前日の駒場という所がミソですね。当日も6時に集合らしいですから、始発で間に合う人は少ないでしょうし、結局周辺で泊まり込みするグループが増えそうです。上手く行くのだろうか…
ちっとだけテキストコーナーに新しい文章を加えました。あと、ダイアリーとメールを付け加えましたので、お暇な方はご確認下さい。
◇FC東京、サッカーを捨てる◇ 2003.10.18
偉大なる同志原博美君が、遂にやってくれました。そう、仮にもプロフェッショナルなリーグでお金を貰って監督をしている身ながら、サッカーをする事を放棄したのです。
なんでも聞くところに寄ると、彼はグランデ・ウラワがナビスコ2ndレグで見せた素晴らしい攻撃力に恐れおののき、自ら掲げる「超攻撃サッカー」というコンセプトをあっさり投げ出して、「超守備偏重サッカー〜泣きべそかきながらでも守り続けるぞ!」という新しいコンセプトの下、グランデ・ウラワとの試合に臨んだらしいのです。同志にとって結果は望外のもの。素晴らしいチーム力を持つグランデ・ウラワから、オウンゴールで同点に追いつき勝ち点1をゲット出来たのですから。
試合は常にグランデ・ウラワのペースであり、東京がペースを握る事は終ぞありませんでした。そりゃそうです、東京はペースを握る事など考えていなかったのだから。専守防衛、この言葉がこれ程当てはまる事って、そうは無いんじゃないでしょうか? 山瀬のオウンゴールはウラワ側からすれば不運としか言いようが無いですが、まあフットボールの神様は気まぐれだという事でしょう。
一方グランデ・ウラワの方はこれまでにない位コンディションが良く、オフト・ヤンセンの掲げる「ポゼッション・フットボール」がどんどん進化しているのが良く判ります。今までは決められたポジションを逸脱する事など殆ど無かったのですが、今日はその基本を守りつつも山田・平川の両翼がFWを追い越したり、またボランチとのポジションチェンジを何度も敢行し、厚みのある攻撃を披露してくれました。いつもよりもさらにポゼッションは上がり、プレッシャーを受けながらも殆どボールを失うことなく、それは迫力のある攻め込みを90分休む事無く続けていました。核弾頭の一人、田中達也は今ひとつチームの流れに乗り切れていなかった様ですが、今日貰ったイエローカードにより次節柏戦は出場停止。これを良い方向に捉えて、五輪の遠征もある中休養十分でナビ杯決勝と残りのリーグ戦に力をぶつけて欲しいと思います。
また、今日の殊勲は長谷部。平川や内舘も最近良くなって来ていると感じますが、それ以上に今日は長谷部の日。内舘が最終ラインに入る事で、中盤の守備力が低下する懸念がある中、予想以上に増えたスタミナと、見かけからは想像も出来ない強いフィジカルで中盤を制圧、レジスタとしての才能は疑う事の無い所ですので、もしかするとこのままボランチとしてスタメンに定着する可能性も低くないかも知れません。
結果は悲しき引き分けで勝ち点2を失ったと言えますが、高い位置でボールをキープし連続的な攻撃を続け、尚かつ試合全体でも圧倒的に支配出来たウラワの将来は明るいです。オフトもそう言ってますし、あまり悲観的になる必要は無いでしょう。引きこもりと言って良い位引いた相手に対してでも、あれだけ決定機を作れる様になってきたのですから。だから何でグランデ・ウラワの試合を見に来る人が増えないのかが不思議です。今凄く面白いですよ。ナビ杯決勝のチケ奪取に奔走するのも理解できますが、是非リーグ戦にも足を運んで欲しいものです。柏戦も大量にチケが余ってるし、ホント是非。
あと、東京の未来はもの凄く暗いですな。あんなのはサッカーとは言えません。セクシーなのはチケットの価格だけですね。ま、あの程度の内容しか見られないのなら、適正価格かも知れませんがね。

◇オフトのコンセプトって?◇ 2003.10.16
僕の観戦仲間であるveronaさんといつも話している事が、今年に入ってレッズのサッカーは間違いなく進化しているという事。まあここ数試合を見れば誰だってそういう意見になるのは当然と思うかも知れないが、少なくとも僕らはファーストステージの後半からそういった話をしていた。今までのレッズは決まり事がとても少なく、前線にスピードのある選手が多かったからか、守ってカウンターという図式が定着していた。まあ、これはオジェック&ギドの時代に結果を残したことで、サポーターを含め体に染みついているものかも知れない。だから今でもディフェンスラインでボール回しをしながら攻撃の機会を窺っている様な場面では、縦に蹴れという様な声がそこかしこで聞こえて来るし、都築へバックパスが出ようものなら一段と深い溜め息が漏れる。今は結果が全ての声を薄めているけれど、それでもオフトに対する反感は根強いと思っている。つまらないという声も良く聞くし。
でも僕は、そんなオフトのサッカーが結構好き。マンツーマンとか追い越し禁止とか、解りやすい単語を羅列して批判を繰り返す人達がいるけれど、そういう言葉に振り回されているとオフトサッカーの面白さを見失ってしまう。あれだけ能力の高いフォワードを有しているのだから、それを生かさない手はないし、オフトは見事に彼らを生かしている。またその方策を熟知しているとも思う。レッズの歴史の中でこれだけポゼッションの高いサッカーを見せた事は無いし、相手チームとの力関係もあるとは言えこれだけ試合を支配するレッズも見たことが無い。これには勿論理由があって、最近その理由がおぼろげながら解ってきた。
初めは余りの歩みの遅さに苛立ちは隠せなかった僕だけれど、こうして結果がついてきてオフトの目指すものが徐々にその姿を見せ始めると、僕はオフトが狸と呼ばれる所以が何となく解ってきたつもり。このサイトではオフト擁護の方針を採ると明言させて頂いているから、何故そうするのかも徐々に説明して行きたいと思ってる。戦術的な話も含めて。
◇そんな、殺生な…◇ 2003.10.14
山本さん、どうしてそんな心変わりを? ナビスコ決勝進出チームからは代表選出しないっていったじゃないですか。レッズが決勝進出を決めた試合ではがっかりしたそうじゃないですか。でもなんでこんな時期に3人も呼ぶんですか。たかが練習試合に。
ウラワ的には単なるカップ戦の決勝というだけでなく、昨年のリベンジという意味もあり、さらにはこの10年間に積もり積もった怨念を全て払拭できるかも知れないとても大事な場所なんですよ。鹿島にはリーグ戦で4勝“21敗”という成績しか残っていないけれど、ここに勝てばその恨み辛みも全て吹っ飛ぶかも知れない、そしてここから今までの借金を利子付けて返して行く大きなマイルストーンとなるべき日なのですよ。それがなにさ、か弱き香港代表に大勝して、自分の失政を隠蔽しようとかいう魂胆なんですよね? 見え見えだよ。
でも、良いんです。山田・坪井もそうだけれど、これだけ厳しい日程が増えてきたというのは、明らかにレッズが強豪へと進化してきているからなのだから。タイトなスケジュールが増えて、コンディショニングが難しくなったり、タイミングが悪ければ怪我なども増えてしまうかも知れないけれど、逆にこういう逆境を乗り越えてこそ、見えてくるものもあると思うから。代表選手を多く抱えたクラブが日常的に抱く問題を、漸くウラワも身につけ始めたのだから。そりゃ、駄目監督山本氏に文句の一つも言いたいけれど、ここは選手とクラブの判断を信じて、僕らは週末の瓦斯戦から最終節の鹿島までの7試合を、必死に応援するしかないのです。
駒場のナビスコ準決勝2ndレグは無茶苦茶熱かった。あんなサポートは久しぶりだった。去年の2nd後半の失速を、また経験するのは嫌だし、それを避けるには今まで通り、今まで以上の熱いサポートが必須だ。あの駒場の雰囲気は、もはやどのJのクラブ、否、世界のどんなクラブでも真似する事の出来ない素晴らしいものだったから、残りの全試合、ホームだろうがアウェイだろうが、僕らサポは全身全霊を込めてあの雰囲気を作り出そう。
それが、ウラワの誇る“PRIDE OF URAWA”
◇復活?します◇ 2003.10.13
ある日、突然更新する気が無くなって中途半端に休養していましたが、また復活する事にしました。ええ、大きな理由は勿論ありません。思いっきり気まぐれです。
ちょっと休んでいる間に、我がレッズは順調にナビスコで清水を撃破し、決勝へと駒を進めました。去年と同じ時期、2年連続でダブルクラウンを期待させる成績とは、レッズも大きくなったのう(涙) 去年遊びで作ったナビスコのポスターが、今年も使い回せるとは思ってもいませんでした。↓

という訳で、当サイトは“ウラワマニア”とタイトルを改め、再開する事にします。内容は今までとそんなに変わりませんが、浦和をここまでのクラブへと押し上げてくれたオフトに対して感謝の念を示すため、“超”オフト&ゼリッチ擁護に偏らせて頂きます。最近、勝ち星が続いているせいか浦議でオフトやゼリッチに対する誹謗中傷は少なくなっていますが、またいつ再燃するか解ったもんじゃ無い。そこで当サイトでは、如何にオフトが優れた監督であるかという所を重箱の隅を突く様に探し出しては発表し、同じく如何にゼリッチが優れた(以下略)
今の所、前の内容を今のサイトに移している最中なので、未完成な所が多々ありますが、放っておけばあと2週間くらいの後には完成していると思われますので、気長にお付き合い下さい。
ウラワマニアトップへ |