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◇広島旅行記・二日目(其の一)◇

2005年9月17日(土曜日)

目抜き通りを走る広電

 二日目の朝は少し早起きして、ホテルの目の前にある電停から広電へ乗り込む。目的地は、己斐こと西広島。市街のホテルに泊まっていると、すぐそばの大通りへ出て横断歩道を渡るだけで電車に乗れるというのは何とも痛快で、都内の地下鉄で移動する時は電車に乗るまで延々と階段を降りる訳で、駅に入ってから何分も歩かされるのだからその差は大きい。確かに輸送力を考えれば都心で同じ事をやるのは難しいだろうけど、高齢化が進む日本にとって路面電車というのはバリアフリーを考えると極めて有用だと思うし、十分議論するに足るものだと広島で確信した。

西広島駅構内

 電車で西広島へ着くと、また驚かされる。何本もの線路が複雑に絡み合って構成される広電のこの駅は、ここまでの“軌道線”と宮島へ向かう“鉄道線”の岐路にもなっていて、路面電車の駅とすればその規模はとても大きい。JRの駅からも近く(広電のターミナルの中では離れている方だが)、広電が地域の足として完全なる地位を築いているのが傍目にも理解できた。

グリーンムーバ

 所用を済ませ、市街に戻り昼食を摂る。するとグリーンムーバが走ってきたから慌ててカメラを向けた。超低床、5両連接で中間の2両には車輪が付いていないという変わり種は、1編成目のみドイツのシーメンスというメーカーから輸入され、その後は国内のメーカーで増備されている。つい最近、グリーンムーバMAXという新形式も導入されたらしい。カーブの多い所を走っている姿は、イモムシみたい。

平和公園

 食事のあと、市内をぶらぶらと歩き平和公園へ。連休ということもあってか、ツアーとおぼしき団体客が沢山目に付いた。外国人の姿も多く、それだけ色んな歴史が積み重なっているという事だろう。

原爆ドーム

 生まれて初めて見る、原爆ドーム。思っていたよりも物理的な大きさはずっと小さかった。側壁はもうボロボロで改修しながら保存しているのだろう。忘れないためにも、より永い間残っていて欲しいと思った。

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