- お知らせ
ウラワマニア@怠惰屋本舗は、更新を完全に停止しました。今後は、blog.urawamaniac.comを更新していきます。よろしくお願いいたします。
怠惰屋本舗 > ウラワマニアトップ > フットボール > ◇潜入ルポ! A3チャンピオンズカップ◇
最近の日記::◇潜入ルポ! A3チャンピオンズカップ◇
- 2006年8月6日(日曜日) 16時25分
- category:フットボール



土曜日、あんまりにも暇だったので、国立で行われたA3チャンピオンズカップへ足を運んだ。1500円で2試合見られるお得感に引っ張られて来たのだけれど、残念ながらバックスタンドは工事中で入れず。それだったらと、他のクラブのゴール裏に行く機会など滅多に無いのだから、1試合目はガンバ側、2試合目は千葉側で見る事に決めた。ただ、サポーターとしてのモラルもあるし、中心部から離れたスタンドの上層部で観戦する事に。詳細はまた別項に譲るが、ガンバ側はやはり大阪のチームだという認識を強くした。だって、コールリーダーの掛け声に対して、即座にいろんな突っ込みが飛んでくるのだから。
↓ここから続き
1試合目は、ガンバ大阪対蔚山現代。緒戦で勝っているガンバと、千葉に惜敗した蔚山。普通に考えれば、立ち上がりから飛ばしてくる蔚山を受けて立つガンバ、という格好になるのかと思いきやそうでもなく、ポゼッションに長のあるガンバがJリーグで見るのと変わらぬスタイルでショートパスを回しつつ、攻撃を仕掛けていく。蔚山はあまりイケイケにはならずにしっかり引いてガンバの攻撃をいなしながら、時折鋭いカウンターを仕掛ける。そんな展開が20分過ぎまでは続いていて、決定機はガンバの方に多くあった。

しかしそれを打ち破ったのは蔚山のボランチ金英三のミドルで、ゴールの上隅に決まる見事な左足のシュートだった。ある程度攻め込んでいたのに得点を奪えず、その内にミドルから失点するというガンバにとっては嫌な展開。この失点を期に、ガンバの運動量は落ちていき集中力も欠けていった。ガンバとすれば、攻撃で大きなアクセントを付けられるフェルナンジーニョの不在も大きかったのだと思う。パスに固執する余り、ゴール前でも無駄な横パスが多く、それをかっさらわれてカウンターを喰らう場面が非常に多かった。ペナルティエリアへ進入する意識がいつもよりは低く感じられ、蔚山のディフェンスもそれ程脅威を感じなかったのではないだろうか。
前半、レアンドロにも得点を奪われ、後半開始直後、後半から投入されたイチョンスに決められて試合は終わった。ガンバの集中がぶつっと音を立てて切れたのが見て取れたし、連戦の中、疲弊したチームがあそこから立て直すのは難しいだろうと思う。ただそれにしても、曲がりなりにもJのチャンピオンがあんな大差を付けられてしまうのは見ているのに忍びなく、特に前半の内容を見ていれば6-0という結果に結びつくとは思えなかったから、ちょっと苛々してしまった。ガンバさん、お願いだから後半もその調子で休んでいて下さいまし。

2試合目は千葉対大連。千葉のゴール裏はガンバのそれと比較すると随分多くのお客さんで埋まっていた。レプリカの着用率も高く、殺伐感とは全く無縁で、まったりと観戦するにはピッタリの場所だった。一番カルチャーショックを受けたのは、コールリーダーが無茶苦茶丁寧な敬語を使っていた事。みんなで一緒に応援しましょう! という空気がとても強くて、いや、色んな文化があるんだなぁと勉強になった。
千葉は、相変わらず運動量の豊富な見ていて面白い試合を展開していた。ベストメンバーからは半数くらいが入れ代わっているのだろうけれど、それにも関わらずピッチに見えるのは千葉のフットボールでしかない。紅い雪だるま氏も言っていたように、誰が出てもそれなりにチームの色を殺さず戦えるのは凄いと思う。ただ、その運動量は個人能力の低さをカバーするものでもあるから、ここ一番の球際で大連の方が優っている場面も散見され、失点シーンはまさに個の力でやられたもの。パス回しの精度や連動した攻撃面など、明らかに千葉の方がチームとしては上回っていた様に見えたけれど、結果的に引き分けで終わってしまったのにはやっぱり理由があるんだなと思った。
早々にスタジアムを後にして、近くのフットボールパブでビールを一杯。下戸なんだけど、格好だけはつけたいんですよね。浦和の試合と違って精神的な盛り上がりがゼロだから、“楽しかった!”とは到底言えないけれど、他のクラブの試合をじっくり生観戦する機会はそうある訳でもなく、非常に勉強になった一日だった。蔚山は確かに強かったけれど、この日の結果ほど日本のクラブと実力差があるとは思わないし、大連に関してもそう。ただ、両クラブとも、過程よりも結果を大事にしている感じがして、そういった意味ではガンバや千葉と比べるとアプローチが全く異なると思った。球際のしつこさや決定機での集中力の高さにそれは現れていると思うし、やもするとパス回しに終始してしまう日本のクラブにとって、学ぶべき点は少なくないと思う。
この日は、僕がいつも居るスタジアムとは全く別の環境で二試合が行われていた。逼迫した、殺伐とした、という空気は微塵も感じられず。勿論、自分が応援しているクラブがいないというのが、そう感じた最も大きな理由だろうけれど、これ程までに違うとも思ってはいなかった。そして、浦和の選手がゴール前で体を張り続けられる理由が、何となく判った。一度知ったら離れられなくなる理由も。
この記事の固定URI:
トラックバック(0)
- この記事にトラックバックを送る際は、下記URIをご利用ください。


コメント(3)
そんなに空気が違うのですか。
スタジアムで眺める相手のゴール裏って、それなりにガツガツみたいな感じがしていたのですけどね。
こういう話を聞くと、レッズでよかったと心から思えますね。
ちょうど逆の見方をしていました。第1試合はジェフ側、第2試合はガンバ側。その突っ込みは聞いてみたかった気がしないでもない。
>のさん
違いましたねぇ~。驚くほどに。
僕が今まで持っていた感覚と一番ギャップがあったのがそこです。どのクラブも、所謂ウルトラはそんなに差がないのかなと思っていたんですが、いやはや、全く違いました。
>kamedaさん
当然なんでしょうが、リードが全て関西弁なのでどうしても違和感が拭えませんでしたw
笑わそうとしている訳じゃないとは思うんですが、漫才を聞いている様な感じで。